第3部|公開編 ―― 世界に出す

第8章 Vercelで世界に公開する

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この章の要点

  • VercelはGitHubと連携し、数クリックでデプロイできるサービス
  • 一度連携すれば、GitHubに変更を上げるだけで自動で更新される
  • 無料プラン(Hobby)は個人・非商用向け。仕事用途は要注意

Vercelとは

Vercel(ヴァーセル)は、GitHubに上げたコードを渡すだけで、自動でサイトを公開・更新してくれるデプロイサービスです。本来なら、サーバーを借りて、ファイルを送って、証明書を発行して……という面倒な作業が必要でしたが、その全部を肩代わりしてくれます。

Vercelを選ぶ理由は、第10章で登場するNext.jsというツールと相性が抜群だからです。実はVercelを作っている会社が、Next.jsも作っています。今のうちにVercelに慣れておくと、この先ホームページや業務ツールに発展させるときに、ぐっと楽になります。

Vercelで公開する手順

第6章でGitHubに上げたページを、実際に公開してみましょう。

1. GitHubと連携する Vercel(https://vercel.com/)にアクセスしてログインします。ダッシュボードの「Import Git Repository」から「Continue with GitHub」をクリックし、GitHubと連携します。

⚠️ GitHubアカウントでのログイン(連携)は、画面の案内に従ってご自身で進めてください。連携を許可してよいか確認が出たら、内容を確認のうえ、あなた自身の判断で進めましょう。

2. 公開したいプロジェクトを選ぶ 連携が完了すると、GitHubに上げたプロジェクトの一覧が表示されます。検索ボックスから自己紹介サイトを探し、「Import」をクリックします。

3. デプロイする 「New Project」画面で、プロジェクト名(https://●●.vercel.app●● 部分)を入力し、「Deploy」をクリック。しばらく待つと公開作業が終わります。

4. URLを確認する ダッシュボードの「Visit」ボタンをクリックすると、公開されたサイトが開きます。https://●●.vercel.app というURLで、世界中からアクセスできる状態になりました。

これで、あなたは自分で作ったWebサイトを世界に公開した人です。デプロイ自体は数クリックで終わるので、「思ったより簡単だった」と感じた方も多いはずです。

一度連携すれば、あとは自動

Vercelの嬉しいところは、自動デプロイに対応していることです。一度連携してしまえば、その後はエディタからGitHubに変更を上げるだけで、Vercelが自動でサイトに反映してくれます。「修正 → GitHubに上げる → 勝手に公開サイトも更新される」という流れができあがります。

知っておきたい注意点(とくにセラピスト向け)

Vercelの無料プラン(Hobbyプラン)には、押さえておくべき点があります。

無料プランは、原則「個人利用・非商用」に限られています。

つまり、趣味の自己紹介ページや、お金が絡まない個人サイトなら無料でOKですが、自費リハの集客LPや、クリニックの集客を目的としたサイトなど、ビジネス用途と見なされる場合は、有料プラン(Vercel Pro)への切り替えが必要になることがあります。

仕事用途で公開したい場合は、有料プランを検討するか、無料プランでも商用利用が認められているNetlify(ネットリファイ)という別のサービスを使う、という選択肢もあります。料金や規約は変わりやすいので、ビジネスで使う前には必ず公式の最新情報を確認してください。各論①でお伝えした「利用規約をAIに読み込ませて要点を整理してもらう」方法が、ここでも役立ちます。


第8章のまとめ

  • VercelはGitHub連携で数クリックで公開できる
  • 一度連携すれば、GitHubに上げるだけで自動更新される
  • 無料プランは個人・非商用向け。仕事用途はPro/Netlifyを検討する

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