第3部|公開編 ―― 世界に出す

第6章 GitHub ―― 作ったものをクラウドに預ける

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この章の要点

  • GitHubは「作ったコードをインターネット上に保存できるサービス」
  • バックアップ・共有・デプロイ(公開)の起点という3つの役割を持つ
  • 初学者は必ず「Private(非公開)」で。秘密情報は絶対に上げない

なぜここでGitHubなのか

第5章で作った自己紹介ページは、今はあなたのPCの中だけにあります。これを世界に公開するには、まずコードをインターネット上のどこかに置く必要があります。そのための定番が、GitHub(ギットハブ)です。

GitHubは、一言でいうと作ったコードをインターネット上に保存できるサービスです。スマホの写真を、端末だけでなくiCloudやGoogleドライブにバックアップしますよね。あれのプログラム版だと思ってください。

📝 ちなみに、GitHubの内部では「Git(ギット)」という、変更履歴を記録する仕組みが動いています。本格的に開発を続けるならGitの知識は役立ちますが、本コンテンツではエディタの画面から数クリックで操作するので、Gitそのものを深く覚える必要はありません。「裏でそういう仕組みが支えてくれている」とだけ知っておけば十分です。

GitHubの3つの役割

GitHubには、よく使う役割が3つあります。

① バックアップ コードがクラウドにも保存されるので、PCが壊れても買い替えても大丈夫。記録はそのまま残ります。

② 共有 保存したコードはURLで他の人に共有できます。「こういうものを作りました」とポートフォリオとして見せられます。

③ デプロイ(公開)の起点 ここが本コンテンツで一番大事な役割です。「GitHubにコードを上げたら、自動的にWebサイトとして公開される」という連携ができます。次章のVercelが、まさにこのGitHubを起点に動きます。

Public と Private ―― 必ずPrivateから

GitHubにコードを上げるとき、2つの公開設定から選びます。

  • Public(パブリック):誰でもコードを見られる。検索でも見つかる
  • Private(プライベート):自分だけが見られる

初学者のうちは、必ず「Private」を選びましょう。 理由は、うっかりパスワードや個人情報を含むファイルを上げてしまったときに、事故になるからです。何を上げてよくて何がダメかの判断がまだつかないうちは、安全第一でいきましょう。

各論①でお伝えした「生の患者データはクラウドに上げない」という原則は、ここでも同じです。コードや設定ファイルの中に、患者情報・個人情報・パスワードのような秘密が混ざっていないかを確認してから上げる。これを習慣にしてください。

GitHubに預けてみよう

実際の手順はシンプルです。

① GitHubアカウントを作る まだの方は、初心者でも操作しやすい「GitHub Desktop」というアプリを使うのがおすすめです。アプリを入れ、画面の案内に従ってメールアドレス・パスワード・ユーザー名を登録すれば完了です。

⚠️ アカウント作成やパスワードの入力は、必ずご自身の手で行ってください。これはあなたの大切な認証情報です。

② エディタからGitHubに上げる エディタ(Antigravityなど)の左メニューにある「ソース管理」を開きます。「GitHubに公開」または「Branchの発行」のようなボタンがあるので、それをクリックし、プロジェクト名を入力して「Private」を選べば、数クリックでGitHubへのアップロードが完了します。

これで、作ったページがクラウドに預けられ、公開の準備が整いました。


第6章のまとめ

  • GitHubは作ったコードをクラウドに保存できるサービス
  • 役割は「バックアップ・共有・デプロイの起点」の3つ
  • 初学者は必ずPrivateで。秘密情報が混ざっていないか確認してから上げる

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